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  • 執筆者の写真江夏 泰治郎

八幡市O邸の庭 -施工編-

更新日:4月26日

お若いご夫婦のお宅に合うお庭の設計施工をさせていただきました。

3箇所に渡って、造園の計画をします。

今回はその施工編をご紹介しようと思います。


南側の庭の様子です。

こだわりのある建物を意識して、その景観の続きとなるように縦のラインを意識に置きながら設計を行いました。


隣家との境界には板塀を設けます。ブロックを並べ鉄柱を立てます。

整地を行い、排水性の向上のための床掘の後、客土をして、下準備ができました。



続いて、北側の庭です。

建物の設計によって決まったこの台形の区画。建物の中から眺めた時に、奥行きや広さを感じられるように、意匠的なお庭を作っていきます。



屋根の位置も考慮して雨が当たるところには植栽をします。

植栽箇所との区切りには延石を使いました。奥行きを感じられるように高低差をつけます。

こちらも板塀を設ける予定ですので、同じようにブロックを積んで、鉄柱を立てておきます。



再び南側の庭です。景石を運び入れます。沓脱石も合わせて作成しました。



今回の沓脱石はあえて延石をずらして置くことで動きをつけます。

堅い印象にならないように、間に自然石を並べて面白い雰囲気になるように演出してみました。二番石は丸みを帯びた川石を使うことでより柔らかい印象となるようにしました。



三尊石の石組みを据えました。

下地窓から見える景色となりますので、小ぶりではありますが、見応えのある石を選びました。



南側の庭は縦のラインを意識した設計にしました。

垣根も直線となるように配置しています。植栽は、モミジ、ヤマコウバシ、サワフタギ、コバノズイナ、モッコク、奥様のリクエストのキンカンを植栽しました。


リビングから眺めた時に緑に包まれるように、そして四季折々の変化を楽しんでいただけるようにと、今回はこれらの植栽を選定しました。


地模様は直線との対比になるよう曲線を意識して作っていきます。また植栽で周囲との調和を図ります。



板塀の施工も同時進行です。防犯や外からの目線を遮る役目を担う塀です。施主様とお話しし、隣家との環境も考慮した結果、高さや施工方法を決定しました。



板塀が完成しました。今回は杉板を使用しました。和風のお庭に縦張りが映えます。

垣根の縦のライン、地模様の曲線、沓脱石の直線と二番石の曲線、これらの対比を建物とともに楽しんでいただけたらと思います。



北側の庭の方も進んできました。

窓から眺めた時に、奥行きと広さを感じていただけるように、また屋根の形状などの条件を考慮した上でレイアウトします。


建物の手前には古レンガを並べます。景石はまるで今までそこにあったかのように見えるものを、風情を出すために据えました。

真ん中の箇所は低い所から高い所へと空間に変化をつけるためのつなぎのエリアです。


奥にはオオカメノキを植栽しました。



北側の庭のまわりも少しずつ板塀ができてきました。

この庭も、建物や区画と板塀の直線と、レンガの目地や地模様の曲線の対比を楽しんでいただけたらと思います。



玄関の庭については、建物の堅い印象を和らげるため、曲線を意識できるように、ウメモドキ、アオダモ、シモツケを植栽をしました。割栗石で少し粗野な印象を狙って植栽周りに敷きました。こちらにもずっとそこにあったかのような景石を根元に添えて、いよいよ完成に近づいてきました。


数年に一度の大雪で工事がストップすることもありましたが先日無事完成の運びとなりました。次回はその完成編をご紹介できたらと思います。


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