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  • Writer's picture江夏 泰治郎

泉佐野市A邸垣根工事



泉佐野市の関西国際空港のほど近くにある古い家屋が建ち並ぶ一角にある御宅で、ブロック塀の解体跡の板塀の施工を承りました。先の大阪の地震により古いブロック塀に対する不安が広がっており、地震による影響を受けにくい木製の塀をご希望でした。今回は格式のある家屋に見合う重厚感塀がマッチするかと思い、大和塀を選択しました。

境界線上には葛石(竜山石(宝殿石):凝灰岩で今は採石されないもの)が据えてあり、その上に土台の木材を据え付け、ホゾ穴をあけて柱を挿しこみました。そうしてフレームを組み上げ焼板を磨いたものを張り付けていきます。道路側は通常の大和塀のデザインで、重厚感と落ち着きを持ち、周辺の環境と馴染んだ仕上げとなりました。反面建物・庭から見える面には、板張りの間隔に竹を貼りました。竹を張ることによりリズムが生まれ、日当たりが遮られる部分の暗さを和らげ明るい印象を出すことができました。屋根部分は全体を軽くするためと重心をなるべく下へ設定するため、そして少しモダンな雰囲気を出すためガルバリウム板金としました。控え柱には防虫加工を施したヒノキ丸太に名栗加工を施し固定しました。地中に埋まる部分も防虫加工により少なくとも10年は腐らずにもってくれると思います。

 庭や塀など周辺の環境との接続部分を設計し施工する立場の我々の責務として常に心がけているのは、出来上がったものがお客様が喜んでいただけるということは大前提として、それに加えて環境にとってそれが美しいものであるかどうかということです。今回の仕事でその大切さを再確認でき、実行できたと自負しております。











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