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宮崎県都城市の庭園 - Vol.3 -

Writer: 江夏 泰治郎江夏 泰治郎

さて、南九州の庭園のお知らせも最終回となりました。

では早速、現場の続きをご案内致しましょう。4月に入っていよいよ大詰めです。



PHOTO-026

露路に設けた水琴窟です。水滴が中央の穴に落ちると、地中に埋めた甕に反響して音が鳴る仕掛けです。繊細な音ですがつい聞き入ってしまうくらい良い音色を醸し出してくれます。甕の中のメンテナンスが容易にできるような作りをしていますので、大袈裟に言えば半永久的に音を楽しむことができます。



PHOTO-027

手水鉢、役石を据え終われば整地をして植栽を施し、完成です。



PHOTO-028

こちらは露路との境界に設けた塀と竹垣です。今回使用している木材は全て防腐処理をしているので十年先位まではもってくれると思います。



PHOTO-029

中庭の芝生も落ち着いて新たな芽が出てきました。築山には新たに植栽を施し、賑やかになってきました。



PHOTO-030〜038

いよいよ仕上げです。築山に苔を張り、砂利を引くと一気にお庭らしく引き締まり、完成を迎えました。垣根の冠にはガルバリウム板金を施し、木部を保護します。


一ヶ月半かけて庭園が完成しました。その他の工事はまだ途中段階なのでプロジェクトの完成はまだ少し先にはなりますが、まず庭園が先に形になって良かったです。

植物はまだ小さいものが多いですが、これから数年かけてこの庭を彩り、生き続けてくれることでしょう。


また追記があればお知らせできればと思います。



 
 
 

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